プラネタリウムと言えば、なによりも特長的なのが半球状のドームスクリーンです。
ドームの直径、水平ドームか傾斜ドームかなどの基本要素は、プラネタリウムを特長付ける重要な要素になります。このドームスクリーンをいかにして構築するか、その工法にも様々な選択肢が増えてきました。
従来の吸音孔の開いたアルミの板をつなぎ合わせるアルミパンチングスクリーンは現在でも最も多く使われています。
しかし、より細かい星々や明るい全天周映像を投影することの多くなってきた今日、吸音孔や板のつなぎ目が経年変化により目立ってきて、映像を損なうケースが増えてきています。これを解決するために、まったくつなぎ目のない新しいドームスクリーン工法が考案されてきています。これらのスクリーンには吸音孔すらないため最高の映像効果が得られますが、そのぶんしっかりとした音響設計も重要になってきます。
この他、可搬型のプラネタリウムをご検討の方にも、複数の提案をご用意しております。
プレアデスシステムのドームスクリーンラインナップをご参考に、担当者までお気軽にお尋ねください。
アルミパンチングスクリーン
これまでのドームスクリーンで幅広く用いられてきた、吸音孔の空いたアルミ製の曲面板を現場で組み合わせ、塗装を行って仕上げる工法です。
吸音性に優れるとともに、スクリーン裏にスピーカーを配置することによって音響設計が容易なことも特長のひとつです。
ただし、つなぎ目や吸音孔に埃などが蓄積しやすく、良好な映像品質を保つためには定期的なメンテナンスが必要となります。
スカイライトドームスクリーン
有限会社天窓工房が開発した、目地も段差も全く無い、完全目地無しドームスクリーン工法です。
無限に広がる宇宙を映し出すスクリーンには、無限の広がりが表現できるスクリーンが必要と考え、スカイライトドームスクリーンは、繋ぎ目も孔も開いていません、つまりスクリーンまでの距離を認識する材料が無いため、映像に無限の広がりを感じることができます。特に立体視においては最大の効果を発揮します。
吸気式ドームスクリーン
株式会社東京現像所が発明した特許スクリーン工法は、従来のアルミやFRPで製作したドーム型スクリーンよりも、画期的なハイコストパフォーマンスを実現します。
同社で開発した「吸気式ドームスクリーン」は短工期、低コスト、さらに滑らかで美しい曲面を形成するという特長をもっています。
また設置場所や大きさなどの条件に合わせて、球体のどこを切り取った形でも設計製作が可能であり、自由な三次元空間を創造することができます。
平面スクリーンとは全く異なった広視野角による高臨場感・没入感を得ることができ、より効果的なドーム環境の構築を可能にします。
エアドームスクリーン
エアドームは持ち運びできるタイプのドームスクリーンとして代表的な仕組みです。柔らかい生地を空気で膨らませてドーム状に形成するもので、少人数での組み立てが可能で可搬性にも優れます。ただし常に空気を送り込み続けないと形が保てないため、出入り口には空気を逃がさないための工夫が必要で、客の入れ替えには若干手間がかかります。またスクリーン形状が不安定なため、複数のプロジェクターを組み合わせるような投影には不向きです。
可搬型吸気式ドームスクリーン
株式会社東京現像所の吸気式ドームスクリーン技術をベースに、簡単で軽量な素材で組み立て・解体が簡単な設計を行った新しい可搬型ドームスクリーン工法です。組み立ては数人で数時間程度、もちろん吸気式特有の滑らかで美しい曲面のドームスクリーンがどこへでも持ち運びできます。エアドームと違って自立式のため、人の出入りがスムーズになることも運用上の大きなメリットになります。










