光学式プラネタリウム

かつては、プラネタリウムの投影はすべて、ドームの中央に鎮座した光学式プラネタリウムや多数の補助投影機によって行われていました。
しかし、デジタルプラネタリウムの進化は、光学式プラネタリウムのあるべき姿を大幅に変えつつあります。デジタル映像による多彩な機能と表現力は、複雑で高価な従来型の光学式投影機を過去のものとしました。そして、光学式プラネタリウムに求められることはとてもシンプルになりました。それは精彩でリアルな星空の再現です。プレアデスシステムでは、この精緻な星空を最も美しくリアルに描き出すことのできる光学式プラネタリウム装置として、大平技研製のメガスターシリーズをお薦めしています。世界に類をみない高精細な星空という評価と抜群の知名度を誇りつつ、メガスターはデジタル時代に合致した革新的な製品へと進化を遂げました。リアルな星空のみならず、シンプルで低コスト、高メンテナンス性という特長を備えたメガスターは、プレアデスシステムのオープンで拡張性の高い仕様に基づいて、各種のデジタルプラネタリウムシステムと完全な連動動作を実現しています。また、さまざまなドームサイズに対応し、恒星数、機能面などのさまざまなユーザニーズにも柔軟に対応可能です。担当者までお気軽にお尋ねください。

MEGASTAR-II-A

MEGASTAR-II-Aは、世界で最も先進的なプラネタリウム「MEGASTAR-II」シリーズの最新モデルで、直径15m~20mの大型ドームに対応します。独自の原板加工技術により、天の川や140個以上もの星雲星団を星の集団として表現し、最大で2000万個の恒星を投影可能です。双眼鏡を使えば肉眼では見ることのできない無数の微細な星々をも観測でき、疑似天体観測など、一歩進んだ天文教育に貢献できるでしょう。
特に明るい星はブライトスター投影機から別投影され、固有の色と明るさを忠実に再現します。また、太陽・月、惑星投影機は、恒星投影機本体とは独立して設置。月は表面の模様やクレーター、地球照までも映し出します。
また、大型機としては世界で初めて光源に公称寿命3万時間の高輝度LED(発光ダイオード)を採用。従来の同等機に比べ、革新的な低消費電力化を実現しました。デジタルプラネタリウムとの連動を自動化するオートジオメトリ機能も搭載。デジタルプラネタリウムとの併用で、様々な天文現象の再現や三次元宇宙飛行など、多彩な演出が可能です。サイエンスからエンターテインメント、学習投影から娯楽まで、幅広い用途にご利用いただけます。

MEGASTAR-II-B

MEGASTAR-II-Bは、普及の進む「MEGASTAR-II」シリーズの中型ドーム向け投影機で、直径10~15mのドームに対応します。12等星まで、500万個(最大1000万個)の恒星を投影可能。天の川を星の集団として、100個以上の星雲星団を再現し、MEGASTARならではの繊細で奥行きのある美し星空を体験できます。21個(標準仕様)のブライトスターは別投影され、固有の色と明るさを忠実に再現します。
主光源には超高輝度LEDを採用。消費電力は従来の同等機の1/10 と、革新的なエコロジー仕様になりました。また、II-A同様、大平技研独自のオートジオメトリ機能も搭載し、デジタルプラネタリウムと連動することにより、学習投影からエンターテインメントまで、あらゆる用途に適したハイブリッドシステムを容易に構築することができます。

MEGASTAR-ZERO

プラネタリウムの常識を覆すコンパクトサイズで、約200万個の投影恒星数を実現します。高機能でありながら、より手軽に運用できるようなプラネタリウムができないだろうか。そんなニーズに応えるために開発されたのが、MEGASTAR-ZEROです。
直径27cmというバスケットボール並のサイズで、重量はわずかに11kgという画期的な小型化に成功。しかし映し出される恒星は220万個と、MEGASTARの名にまったく恥じない高性能を誇ります。しかも業務用プラネタリウムとして世界で初めて、光源に超高輝度LEDを採用し、低消費電力、ランプ交換フリーという特長をも兼ね備えています。学校での天文教育から店舗・レストランでの星空演出まで、小型モバイルプラネタリウムにももってこいのタ イプです。

デジタルプラネタリウムとの連動

光学式プラネタリウムとデジタルプラネタリウム、2つのシステムが入っているみたいで、これまでより扱いが難しくなってしまうんじゃないの?番組作りが大変になるんじゃないの?
そんな不安をお持ちかもしれませんが、ご安心ください。プレアデスシステムではむしろプラネタリウムがよりシンプルに、便利になります。番組作りはすべてデジタルのシステムで、卓上でも行えます。光学式プラネタリウムのある館であれば、この番組にあわせて光学式プラネタリウムの日周や年周、歳差や光量などが追従し、光学式ならではの精細な星空が映し出されます。光学式プラネタリウムが無い館で番組を実行すれば、その機能をデジタルプラネタリウムが補って投影を行います。操作や番組作りにおいては、光学式とデジタルを特に意識して考える必要すらありません。
むしろ、もしも光学式かデジタルのいずれかの調子が悪いときには、互いがそれを補うことのできる堅牢なシステムであると考えることもできます。

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